上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
6月3日(日) 〜9日(土)
1967年(S42)/東宝/白黒/157分
©1967 東宝
■原作:大宅壮一/脚本:橋本忍/撮影:村井博/美術:阿久根巌/音楽:佐藤勝 ■出演:三船敏郎、山村聰、志村喬、加山雄三、黒沢年男、佐藤允、中丸忠雄、加東大介、小林桂樹、笠智衆、伊藤雄之助、松本幸四郎
太平洋戦争終結の日の秘話をオールスタアで。宮城内地下防空壕の御前会議から、ポツダム宣言受諾をめぐる陸軍省、総理官邸の動き、青年将校らによる玉音盤奪還作戦など……“日本のいちばん長い日”だった二十四時間をスリリングにみせる。 ▲
上映スケジュール
6月6日(水) 〜12日(火)
1968年(S43)/「肉弾」をつくる会、ATG/白黒/116分
©1968 東宝
■脚本:岡本喜八/撮影:村井博/美術:阿久根巌/音楽:佐藤勝 ■出演:寺田農、大谷直子、伊藤雄之助、小沢昭一、田中邦衛、笠智衆、北林谷栄、春川ますみ、中谷一郎、高橋悦史、頭師佳孝、今福正雄、天本英世
昭和二十年夏。学徒兵の“あいつ”は、魚雷を括りつけたドラム缶のなかで洋上待機しながら、内地での様々なことを思い出していた──。戦争のなかのひと粒の青春。岡本喜八が戦中派としての想いを描きあげた、可笑しくて哀しくて痛烈な映画詩。 ▲
1995年(H7)/松竹、Feature Film Enterprise III、喜八プロダクション/カラー/124分
©1995 Shochiku・FFEIII・Kihachi Production
■脚本:岡本喜八/撮影:加藤雄大/美術:西岡善信/音楽:佐藤勝 ■出演:真田広之、竹中直人、岸部一徳、スコット・パッチッチャ、アンジェリック・ローム、ジェイ・カー、リチャード・ネイソン、高橋悦史、仲代達矢
時は幕末。日米修好使節団の護衛としてアメリカに渡った日本男児が、強奪された三千両を追って駆けまわる!大西部のどまんなかに侍と忍者、二人ばかり放りこんだらどうなるか?遊び心いっぱいの発想から生まれたハラハラドキドキの冒険活劇。 ▲
6月10日(日) 〜16日(土)
1958年(S33)/東宝/白黒/78分
©1958 東宝
■原作:石坂洋次郎/脚本:井手俊郎/撮影:小泉福造/美術:北辰雄/音楽:馬渡誠一 ■出演:雪村いづみ、山田真二、野口ふみえ、笹るみ子、水野久美、ミッキー・カーチス、上原謙、三宅邦子、加東大介、沢村貞子
海と山に囲まれた小都市。姉は皆、下宿学生と結婚したという伝統の家で、四女・雪村いづみは新たに入居したハンサム学生と結ばれるか──?石坂洋次郎ならではの地方色に彩られたおおらかな青春劇を、歯ぎれのいい恋愛コメディに。 ▲
6月13日(水) 〜19日(火)
1969年(S44)/三船プロダクション/カラー/116分
©1969 東宝
■脚本:岡本喜八、廣澤榮/撮影:斎藤孝雄/美術:植田寛/音楽:佐藤勝 ■出演:三船敏郎、岩下志麻、寺田農、岡田可愛、高橋悦史、吉村実子、伊藤雄之助、乙羽信子、望月優子、田村高廣、砂塚秀夫、神山繁
徳川から明治へと大きく体制が変わった革命の時、新しい世を夢みて豪快に暴れた男──。赤報隊の一隊士・三船敏郎の物語を主軸に、民衆のエネルギーと体制の非情さを描いた幕末アクション。松竹の看板女優・岩下志麻が東宝作品初出演。 ▲
1961年(S36)/東宝/カラー/73分
©1961 東宝
■脚本:関沢新一/撮影:小泉福造/美術:阿久根巌/音楽:佐藤勝 ■出演:加山雄三、佐藤允、三橋達也、水野久美、浜美枝、島崎雪子、ミッキー・カーチス、中谷一郎、中丸忠雄、横山道代、平田昭彦、河津清三郎
テストドライバーだった兄の事故死を不審に思った加山雄三は、トップ屋の佐藤允と調査を始める。その裏には国際的な産業スパイ団の暗躍があった──。七十三分という小品ながら喜八タッチは快調。島崎雪子&黒いコーラスもいい味。 ▲
6月17日(日) 〜23日(土)
1962年(S37)/東宝/カラー/93分
©1962 東宝
■原作:庄野潤三/脚本:松木ひろし/撮影:逢沢譲/美術:竹中和雄/音楽:佐藤勝 ■出演:宝田明、司葉子、原知佐子、若林映子、ジェリー伊藤、柳川慶子、中丸忠雄、横山道代、堺左千夫、十朱久雄、宮口精二
「出世計算機」の異名をとるカメラ会社の営業マンが、石油王国からやってきたバイヤー相手に、あの手この手の契約獲得作戦を展開する──。宝田明&司葉子のコンビが喜八タッチにのって好演、理屈ぬきで楽しめるドライなサラリーマン喜劇。 ▲
1961年(S36)/東京映画/白黒/94分
■原作:中村真一郎/脚本:池田一朗、小川英/撮影:黒田徳三/美術:小野友滋/音楽:佐藤勝 ■出演:三橋達也、団令子、池内淳子、中北千枝子、田崎潤、富永美沙子、林幹、水の也清美、谷晃、砂塚秀夫、城所英夫、佐藤慶
ポン引き青年が偶然拾ったネガフィルムをもとに、軍隊時代の上官へ復讐を仕かけていく──!中村真一郎の推理小説『黒い終点』をもとにした喜八流ノワール。三橋達也と団令子が、小悪党と悪女の物語を魅力的に演じている。 ▲
6月20日(水) 〜26日(火)
1963年(S38)/東宝/白黒/102分
©1963 東宝
■原作:山口瞳/脚本:井手俊郎/撮影:村井博/美術:浜上兵衞/音楽:佐藤勝 ■出演:小林桂樹、新珠三千代、江原達怡、田村奈巳、横山道代、太刀川寛、中丸忠雄、平田昭彦、ジェリー伊藤、東野英治郎
大手洋酒メーカーに勤める平凡なサラリーマン・江分利満氏の生活を通して、戦中派の悲哀と屈折した心情を綴る。原作は山口瞳の直木賞受賞作。アニメーションまでとりいれた演出は奔放自在で、岡本喜八の代表作のひとつ。 ▲
見出し内写真:『独立愚連隊西へ』撮影現場にて ©1960 東宝
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