6月20日(水) 〜26日(火)

近頃なぜかチャールストン

1981年(S56)/喜八プロダクション、ATG/白黒/116分

『近頃なぜかチャールストン』写真

©1981 東宝

■脚本:岡本喜八、利重剛/撮影:加藤雄大/美術:小方一男/音楽:佐藤勝
■出演:利重剛、古館ゆき、財津一郎、岸田森、殿山泰司、堺左千夫、今福将雄、千石規子、藤木悠、田中邦衛、小沢栄太郎

婦女暴行未遂でブタ箱入りしたツッパリ少年が、無銭飲食の中高年と知りあう。このグループは珍にして妙、自らを独立国「ヤマタイ国」の閣僚と称した──。過激なユーモアとジョーク、奇想天外な状況設定で描かれる社会風刺劇。

6月24日(日) 〜30日(土)

助太刀屋助六

2002年(H14)/日活、フジテレビジョン/カラー/88分

『助太刀屋助六』写真

©2001 日活・フジテレビジョン

■原作:生田大作/脚本:岡本喜八/撮影:加藤雄大/美術:西岡善信/音楽:山下洋輔
■出演:真田広之、鈴木京香、村田雄浩、鶴見辰吾、風間トオル、本田博太郎、岸部一徳、岸田今日子、小林桂樹、仲代達矢

仇討ちの助太刀を生業とする風来坊が七年ぶりに里帰り。そこで彼を待ち構える切ない騒動を描く。生田大作のペンネームで創作し、テレビ時代劇として映像化した作品を自らリメイク。遺作となった、小粋で痛快な時代劇。

6月24日(日) 〜30日(土)

ジャズ大名

1986年(S61)/大映/カラー/84分

『ジャズ大名』写真

©KADOKAWA 1986

■原作・音楽:筒井康隆/脚本:岡本喜八、石堂淑朗/撮影:加藤雄大/美術:竹中和雄/音楽:山下洋輔
■出演:古谷一行、財津一郎、神崎愛、岡本真実、殿山泰司、本田博太郎、今福将雄、小川真司、ミッキー・カーチス

南北戦争終結後、解放され、故郷アフリカへ帰るはずの黒人ジャズ奏者たちが流れついた先はなんと駿河湾。そこで彼らは音楽好きの大名と出あう──。幕末とジャズという奇想天外な組みあわせ!ラスト十数分の一大ジャム・セッションは圧巻。

6月27日(水) 〜30日(土)

殺人狂時代

1967年(S42)/東宝/白黒/99分

『殺人狂時代』写真

©1967 東宝

■原作:都筑道夫/脚本:小川英、山崎忠昭、岡本喜八/撮影:西垣六郎/美術:阿久根巌/音楽:佐藤勝
■出演:仲代達矢、団令子、砂塚秀夫、天本英世、江原達怡、川口敦子、富永美沙子、二瓶正也、沢村いき雄

さえない大学講師のもとへ「大日本人口調節審議会」を名のる男が現れ、なぜか命を狙われるハメに──。次々と送りこまれるクセ者揃いの殺し屋たち!都筑道夫『飢えた遺産(なめくじに聞いてみろ)』をもとにした異色のサスペンス・コメディ。

TV作品 ※16mm上映

遊撃戦

昭和十九年の北支戦線。米軍のB29発着基地=桂林飛行場爆破の密命を帯び、わずか七名からなる歩兵小隊が中国人部隊になりすまして敵地を突破していく──。岡本喜八監修、全十三話からなる傑作テレビドラマより五話を。監督は、喜八組の助監督を務めていた竹林進、山本迪夫の両名が担当。佐藤允ほか個性豊かなレギュラー陣の活躍に、豪華ゲスト俳優の熱演もみのがせない。

『遊撃戦』写真

© 東宝

5月6日(日) 〜12日(土)

第1回「遊撃隊前へ」

1966年(S41)10月12日放映/東宝、宝塚映画、日本テレビ/白黒/47分

■監督:竹林進/脚本:岡本喜八/撮影:長谷川清/美術:植田寛/音楽:佐藤勝
■出演:佐藤允、三橋達也、小坂一也、堺左千夫、大木正司、小川安三、寺田誠、山本廉

岡本喜八自身の脚本によるプロローグ篇。参謀・三橋達也は遊撃隊を組織、これに風来坊・佐藤允も加わって桂林飛行場爆破に向かう。

5月13日(日) 〜19日(土)

第3回「日の丸婆さん」

1966年(S41)10月26日放映/東宝、宝塚映画、日本テレビ/白黒/47分

■監督:竹林進/脚本:岡本喜八、中みね子/撮影:梁井潤/美術:植田寛、近藤司、/音楽:佐藤勝
■出演:佐藤允、三橋達也、小坂一也、堺左千夫、大木正司、小川安三、浪花千栄子

負傷した参謀を休ませるため遊撃隊は古い廟に立ち寄る。そこでは老婆・浪花千栄子が戦災孤児たちを養っていた。

5月20日(日) 〜26日(土)

第7回「老兵は死なず」

1966年(S41)11月24日放映/東宝、宝塚映画、日本テレビ/白黒/47分

■監督:竹林進/脚本:岡本喜八、長野洋/撮影:梁井潤/美術:植田寛、近藤司/音楽:佐藤勝
■出演:佐藤允、小坂一也、堺左千夫、大木正司、小川安三、寺田誠、伊藤雄之助

軍服を盗み中国兵になりすましていた遊撃隊は、第一次桂林攻撃隊の生き残り、老兵・伊藤雄之助の攻撃を受ける。

5月30日(水) 〜6月5日(火)

第9回「十万元の戦い」

1966年(S41)12月8日放映/東宝、宝塚映画、日本テレビ/白黒/47分

■監督:山本迪夫/脚本:岡本喜八、長野洋/撮影:益子武夫/美術:近藤司/音楽:佐藤勝
■出演:佐藤允、小坂一也、堺左千夫、大木正司、小川安三、寺田誠、池部良

遊撃隊に十万元の懸賞金がかけられた。賞金稼ぎに襲われた隊長は、日本軍特務機関を名のる男・池部良に助けられる。

6月10日(日) 〜16日(土)

第13回「もぐらと太陽」

1967年(S42)1月5日放映/東宝、宝塚映画、日本テレビ/白黒/47分

■監督:竹林進/脚本:岡本喜八、中みね子/撮影:梁井潤/美術:近藤司/音楽:佐藤勝
■出演:佐藤允、小坂一也、堺左千夫、大木正司、小川安三、左卜全、北原将光

ついにたどりついた目的の地、桂林飛行場。地下燃料庫を発見した遊撃隊はさっそくトロッコに爆弾を積んで爆破を試みるが。

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