上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
6月9日(日) 〜11日(火)
1952年(S27)/松竹大船/白黒/44分 ※16mm ○国立映画アーカイブ所蔵作品
©1952 松竹株式会社
■監督:西河克己/脚本:久保光三/撮影:高村倉太郎/美術:逆井清一郎/音楽:木下忠司 ■出演:佐田啓二、幾野道子、太田恭二、折田衣子、小園蓉子、清水一郎
伊豆の温泉町を流す艶歌師と、彼らに横暴の限りを尽くすボスの対立──。新人起用をねらった松竹シスター映画の第一弾で監督は西河克己。佐田啓二が歌声を披露するほか、歌謡界の花形スタアも特別出演してたっぷりみせる。 ▲
上映スケジュール
1956年(S31)/東宝/白黒/46分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
©東宝
■監督:千葉泰樹/原作:吉屋信子/脚本:菊島隆三/撮影:山田一夫/美術:中古智/音楽:伊福部昭 ■出演:津島恵子、加東大介、中田康子、宮口精二、中村伸郎、中北千枝子
ガス会社の集金人がある一軒家に催促に訪れる。そこでであったのは、寝たきりの夫を抱えて困窮している美人妻──。歪んだ欲望がひきおこす恐怖と悲劇を描いた傑作小品。東宝ダイヤモンド・シリーズの第一作。 ▲
6月9日(日) 〜15日(土)
1959年(S34)/日活/白黒/40分
©日活
■監督:鈴木清順/原作:松浦健郎/脚本:石井喜一/撮影:柿田勇/美術:柳生一夫/音楽:間宮芳生 ■出演:筑波久子、待田京介、雪丘恵介、フランク永井
療養中の恋人と交わしあう愛の手紙。しかし時が経つにつれてその数も少なくなり、やがて音信不通に──。たった四人の登場人物がラブレターを軸におりなす恋愛模様。フランク永井の哀愁メロディにのせて描かれる純愛ミステリ。 ▲
1959年(S34)/日活/白黒/49分
■監督:森永健次郎/原作:川内康範/脚本:銀座八郎/撮影:山崎安一郎/美術:西亥一郎/音楽:杉原泰蔵 ■出演:筑波久子、青山恭二、丘野美子、若原初子、フランク永井
霧深い夜、タクシー運転手が自殺未遂の女を救う。二人で生きていく決意をしたのも束の間、彼女は自らの過去を恥じて夜霧の街に消えていく──。川内康範原作を森永健次郎が監督した歌謡メロドラマ。 ▲
6月12日(水) 〜18日(火)
1959年(S34)/日活/白黒/52分
■監督:井田探/脚本:山崎巌/撮影:山崎安一郎/美術:大鶴泰弘/音楽:飯田三郎 ■出演:青山恭二、平尾昌章、丘野美子、堀恭子、柳谷寛、野呂圭介、弘松三郎、菅井一郎
看板店に住みこみで働く青年たち。一人は作曲家を目指してギターを奏で、もう一人は画家志望で絵に熱中している。二人はお互いの夢にたどりつくことができるのか──。平尾昌章のヒットソングを織りこんだ明朗青春篇。 ▲
1959年(S34)/日活/白黒/51分
■監督:井田探/原作:島田一男/脚本:星川清司/撮影:間宮義雄/美術:坂口武玄/音楽:奥村一 ■出演:水島道太郎、南風夕子、西村晃、葵真木子、山田禅二、富田仲次郎
敏腕記者がつかんだ実業家射殺事件の秘密、現場に落ちていた名刺の謎──。島田一男原作、井田探監督の「トップ屋取材帖」シリーズ第二作。主人公のトップ屋に水島道太郎、その助手に葵真木子。 ▲
6月16日(日) 〜18日(火)
1952年(S27)/松竹大船/白黒/45分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
■監督:小林正樹/原作:林房雄/脚本:中村定郎/撮影:高村倉太郎/美術:中村公彦/音楽:木下忠司 ■出演:石濱朗、小園蓉子、三宅邦子、北龍二、笠智衆、藤原元二
小林正樹の記念すべき監督デビュー作は、林房雄原作のホームドラマ。ガールフレンドができたばかりの長男の初デート、次男の喧嘩騒動──。小説家一家の息子二人の青春模様や親子愛がみずみずしく描かれる。 ▲
1952年(S27)/松竹大船/白黒/44分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
■監督:野村芳太郎/脚本:中山隆三/撮影:赤松隆司/美術:平高主計/音楽:木下忠司 ■出演:石濱朗、小園蓉子、北龍二、有島一郎、美山悦子、草香田鶴子、礒貝元男
友人から借りた伝書鳩を失った純真な少年は、その責任感から家出をして、自分の力で働く決意をする──。「ハト少年」として新聞を賑わした実話から、野村芳太郎が初めてメガホンをとる。石濱朗のキラキラした美少年ぶり! ▲
6月16日(日) 〜22日(土)
1959年(S34)/東映京都/白黒/66分
©東映
■監督:深田金之助/脚本:村松道平/撮影:杉田正二/美術:井川徳道/音楽:高橋半 ■出演:若山富三郎、千原しのぶ、花園ひろみ、浦里はるみ、田中春男、富田仲次郎、時田一男
親の仇とはつゆ知らず、惚れた男に捨てられ惨殺された美人水芸師。その夜から彼女は亡霊となり、古池に、蚊帳のなかに、いたるところに現れては消え、人々を呪う──。因果はめぐる……という、お盆用おばけ映画。 ▲
1954年(S29)/東映京都/白黒/46分
■監督:萩原遼/原作:北村寿夫/脚本:小川正/撮影:三木滋人/美術:鈴木孝俊/音楽:福田蘭童 ■出演:中村錦之助、東千代之介、大友柳太朗、田代百合子、月形龍之介
戦乱の時代。中村錦之助、東千代之介の兄弟若君は、野武士に攻め滅ぼされた一族の再興を願いながら、別れ別れに──。全国の子どもたちを魅了した北村寿夫原作のNHK連続放送劇『新諸国物語 笛吹童子』を映画化。 ▲
6月19日(水) 〜25日(火)
1954年(S29)/東映京都/白黒/43分
■監督:萩原遼/原作:北村寿夫/脚本:小川正/撮影:三木滋人/美術:鈴木孝俊/音楽:福田蘭童 ■出演:中村錦之助、東千代之介、大友柳太朗、高千穂ひづる、月形龍之介
兄弟若君をめぐる波瀾万丈の冒険活劇。第二部では龍を呼ぶ妖術師、魔法使いの怪老婆、不思議な美少女にファンタジックな魔物たちも入り乱れて、目が離せない展開に──。いよいよ澄みわたる錦之助の笛の音。 ▲
1954年(S29)/東映京都/白黒/56分
■監督:萩原遼/原作:北村寿夫/脚本:小川正/撮影:三木滋人/美術:鈴木孝俊/音楽:福田蘭童 ■出演:中村錦之助、東千代之介、大友柳太朗、高千穂ひづる、田代百合子
少年少女の声援にのって待望の完結篇!無事再会を果たした兄弟若君。かくして一族再興を願う人々の、正義の「白鳥党」が結成され、いざ故郷の満月城奪回に向かう──。三部作の大ヒットにより日本中で錦・千代ブームが。 ▲
1960年(S35)/日活/白黒/54分
■監督:春原政久/脚本:高橋二三/撮影:柿田勇/美術:大鶴泰弘/音楽:奥村一 ■出演:益田喜頓、沢本忠雄、小沢昭一、若水ヤエ子、堀恭子、沢村みつ子、小桜京子
がめつい質屋の主人・益田喜頓がぐうたらな子どもたちに残した素晴らしい遺産とは──?ドライ息子、チャッカリ娘たちの火花散る財産獲得競争とその顛末をユーモアとペーソスを交えて描いた人情喜劇。 ▲
1960年(S35)/日活/白黒/49分
■監督・脚本:古川卓巳/脚本:浅野辰雄/撮影:松橋梅夫/美術:千葉一彦/音楽:三保敬太郎 ■出演:小高雄二、香月美奈子、二本柳寛、木浦佑三、木下雅弘、佐野浅夫
白バイ警官の兄が速度違反のダンプカーに追突され重傷を負った。テストライダーをしている弟は犯人探しのため転職、トラック運転手に──。国道を荒らす車輪の暴力に対抗する熱血児!小高雄二主演のスピードアクション。 ▲
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