上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
6月23日(日) 〜29日(土)
1957年(S32)/東宝/白黒/53分
©東宝
■監督:堀川弘通/原作:真山青果/脚本:菊島隆三、若尾徳平/撮影:山崎一雄/美術:北猛夫/音楽:佐藤勝 ■出演:中村扇雀、松本幸四郎、中村鴈治郎、扇千景、森川信、田中春男
仇討を成し遂げた後、細川家に預けられた大石内蔵助以下十七人の赤穂浪士たちが切腹して果てるまでと、それに殉じた娘の物語。中村扇雀が磯貝十郎左衛門に扮し、水もしたたる美男ぶりで悲劇的青年像をみごとに演じきる。 ▲
上映スケジュール
1957年(S32)/東宝/白黒/61分
■監督:青柳信雄/原作:鈴木泉三郎/脚本:井手俊郎/撮影:遠藤精一/美術:北猛夫、清水喜代志/音楽:佐藤勝 ■出演:中村扇雀、八千草薫、芥川比呂志、一の宮あつ子
旅の一座で役者をつとめる小平次、囃子方の太九郎と女房のおちか。愛憎のもつれはやがて殺人にいたり、そして怪異が──。鈴木泉三郎の戯曲『生きてゐる小平次』の映画化で、ダイヤモンド・シリーズ初の怪談もの。 ▲
6月26日(水) 〜7月6日(土)
1961年(S36)/東映東京/白黒/63分
©東映
■監督:島津昇一/脚本:長谷川公之/撮影:仲沢半次郎/美術:森幹男/音楽:冨田勲 ■出演:堀雄二、千葉真一、神田隆、花澤徳衛、山本麟一、須藤健、新井茂子、今井俊二
多摩川の水門に浮かびあがった少女の死体──。そこから端を発したこの事件は意外な方向に発展し、社会福祉の名に隠れた大人たちの醜行が、おなじみ七人の刑事によって暴かれていく。シリーズ第十六作。 ▲
1964年(S39)/東映東京/白黒/58分
■監督:小西通雄/脚本:長谷川公之/撮影:山沢義一/美術:田辺達/音楽:菊池俊輔 ■出演:南廣、堀雄二、神田隆、花澤徳衛、山本麟一、須藤健、今井健二、大村文武、加藤嘉
墨田区の皮革工場でおきた、技師二人の不可解な失踪事件。捜索が難航するなか、思わぬ事態が発生する──。今回のテーマは「学歴詐称問題」。なんともやるせない結末を迎える、名物シリーズの第二十四作にして最終作。 ▲
6月26日(水) 〜7月2日(火)
1960年(S35)/日活/白黒/51分
©日活
■監督:井田探/原作:島田一男/脚本:星川清司/撮影:柿田勇/美術:西亥一郎/音楽:山本直純 ■出演:水島道太郎、筑波久子、中村万寿子、葵真木子、二本柳寛
水島道太郎演じるトップ屋の活躍をスリリングに描いた「トップ屋取材帖」シリーズ第三作。ネタ不足で経済的ピンチに陥っていた主人公は、次々とおこるトラック襲撃事件の背後に、国際密輸団の存在をつきとめる──。 ▲
1960年(S35)/日活/白黒/54分
■監督:井田探/原作:島田一男/脚本:星川清司/撮影:柿田勇/美術:西亥一郎/音楽:山本直純 ■出演:水島道太郎、筑波久子、待田京介、中村万寿子、高品格、二本柳寛
事件から事件へ絶え間なくペンをふるうトップ屋・水島道太郎。シリーズ第四作では東京港に停泊中の貨物船をアジトにして暗躍する、香港の売春組織を追いかける──。原作は島田一男『東京0号灯台』。 ▲
6月30日(日) 〜7月2日(火)
1957年(S32)/東宝/白黒/58分 ○国立映画アーカイブ所蔵作品
■監督:市川崑/原作:深沢七郎/脚本:久里子亭/撮影:山田一夫/美術:中古智/音楽:團伊玖磨 ■出演:芥川比呂志、千秋実、東郷晴子、伊豆肇、藤原釜足、左卜全
東北の寒村。長男だけが嫁を貰うことが許され、次男三男坊たちは「ヤッコ」「ズンム」と呼ばれて一生の飼い殺し。そんな男たちのなかから猛烈に息が臭い利助ズンムに焦点をあて描いた、おとぎ話風の物語。 ▲
■監督:千葉泰樹/原作:林芙美子/脚本:笠原良三、吉田精弥/撮影:西垣六郎/美術:中古智/音楽:伊福部昭 ■出演:山田五十鈴、三船敏郎、田中春男、多々良純
敗戦から四年の、東京下町。子どもを抱えて行商で暮らしをたてる女と、シベリア帰りの男がであい、つつましい愛情を寄せあう──。林芙美子の同名小説を映画化した、美しくも切ない物語。 ▲
7月3日(水) 〜9日(火)
1958年(S33)/大映京都/白黒/52分 ※16mm
©KADOKAWA 1958
■監督:三隅研次/脚本:土屋欣三/撮影:竹村康和/美術:菊池修平/音楽:高橋半 ■出演:島田竜三、近藤美恵子、毛利郁子、美川純子、和泉千太郎、水原浩一、荒木忍
江戸の両替商の一人娘は結婚を控えて有頂天。欲望と嫉妬に狂った踊りの師匠は悪事を重ね、やがて蛇の悪夢に苦しめられるように──。怪奇映画に新ジャンルを確立した“蛇のグラマー”毛利郁子の主演作。 ▲
1959年(S34)/大映京都/白黒/57分 ※16mm
©KADOKAWA 1959
■監督:弘津三男/脚本:吉田哲郎/撮影:竹村康和/美術:神田孝一郎/音楽:渡辺岳夫 ■出演:島田竜三、毛利郁子、伊沢一郎、小町瑠美子、中田ダイマル、中田ラケット
婚約前夜にひき裂かれた悲運の男女の怨念が青蛇に化け、その呪いが人々に襲いかかる──。謎と戦慄とお色気に満ちあふれた異色スリラー。身体に蛇を巻きつけながら熱演する毛利郁子! ▲
■監督:野村孝/脚本:秋元隆太/撮影:萩原泉/美術:横尾嘉良/音楽:松村禎三 ■出演:二谷英明、香月美奈子、永井智雄、待田京介、木浦佑三、小泉郁之助、長弘
深夜の国道を走る大型トラックが突然爆発。事故現場には戦後最大の麻薬王の焼けこげた旅券が落ちていた。爆破命令をだしたのは誰だ──?国際犯罪捜査の特命を帯びた、特捜班員の死闘を描くアクションドラマ。 ▲
1960年(S35)/日活/白黒/59分
■監督:森永健次郎/脚本:原源一/撮影:間宮義雄/美術:松井敏行/音楽:八洲秀章 ■出演:吉永小百合、香月美奈子、沢阿由美、沢本忠雄、浜田光曠、北沢彪、高野由美
研究一筋、家庭を全く顧みない父と、従順すぎる母。そんな両親に不満を抱く三人の娘たちが“美しき抵抗”をする──。長女に香月美奈子、次女に沢阿由美、高校生の三女に吉永小百合が扮する、珠玉のホームドラマ。 ▲
7月7日(日) 〜13日(土)
1959年(S34)/東京映画/白黒/56分
■監督:板谷紀之/脚本:新井一、野木一平/撮影:遠藤精一/美術:島康平/音楽:米山正夫 ■出演:大宮敏光、森川信、翼ひろみ、潮万太郎、家田佳子、二木てるみ、稲吉靖
場末の中華そば屋の親父、泣き笑いの孤児育て──。禿頭にギョロ目、半袖シャツにズボンのサンダルばき。戦後浅草喜劇界で一世を風靡したキャラクター「デン助」を主演に新人第一回の板谷紀之が監督した人情喜劇。 ▲
1959年(S34)/東京映画/白黒/64分
■監督:板谷紀之/脚本:新井一、野木一平/撮影:遠藤精一/美術:島康平/音楽:米山正夫 ■出演:大宮敏光、森川信、清川玉枝、小西瑠美、山田彰、翼ひろみ、小沢直好
ブリキ屋デン助一家の隣に、呑み屋の女将と大学生の母子が引っ越してきてひと騒動が巻きおこる。『デン助のワンタン親父とシューマイ娘』の姉妹篇で、脚本・新井一、監督・板谷紀之、撮影・遠藤精一といずれも同じスタッフ。 ▲
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