上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
▶ザムザ阿佐谷
8月13日(日)〜19日(土)
1955年(S30)/俳優座、山本プロダクション/白黒/109分
写真提供:独立プロ名画保存会
■原作:真山美保/脚本:八住利雄/撮影:前田実/美術:久保一雄/音楽:大木正夫 ■出演:津島恵子、菅原謙二、東野英治郎、小沢栄、高橋昌也、松本克平
解散寸前のドサ廻り一座が、炭鉱町でストライキに遭遇。争議団との交流を通じて、新しい時代の生き方に目覚めていく──。真山美保の戯曲『市川馬五郎一座顛末記』を映画化した傑作人情喜劇。 ▲
上映スケジュール
8月16日(水)〜22日(火)
1947年(S22)/東宝/白黒/100分
©TOHO CO., LTD.
■脚本:八住利雄/撮影:宮島義勇/美術:河東安英/音楽:飯田信夫 ■出演:池部良、岸旗江、伊豆肇、菅井一郎、島田敬一、藤間房子、谷間小百合、田中筆子
戦死公報を受け再婚した妻のもとに生きていた夫が帰還、二重結婚の苦境に立たされる。山本薩夫の戦後第一作であり、記録映画作家・亀井文夫と共同監督。ドラマと実写フィルムを巧みに組みあわせて構成。 ▲
1954年(S29)/新星映画社/白黒/140分 ※16mm
■原作:徳永直/脚本:立野三郎/撮影:前田実/美術:久保一雄/音楽:飯田信夫 ■出演:日高澄子、二本柳寛、桂通子、岸旗江、原保美、滝沢修、東野英治郎
三十八人の首きりから、三千人の印刷工、その家族一万五千人が立ちあがる──!昭和初期の東京小石川、「太陽のない街」と呼ばれるどぶ川沿いのトンネル長屋を舞台に、ある印刷会社の大争議を描く。 ▲
8月20日(日)〜26日(土)
1974年(S49)/芸苑社/カラー/211分
■原作:山崎豊子/脚本:山田信夫/撮影:岡崎宏三/美術:横尾嘉良、大村武/音楽:佐藤勝 ■出演:佐分利信、仲代達矢、田宮二郎、月丘夢路、京マチ子、北大路欣也
関西の政財界を牛耳る銀行家一族。富と権力をめぐる野望と愛憎……ハイソサエティの厚いカーテンの奥に展開する熾烈な人間ドラマを、佐分利信、仲代達矢、京マチ子ほか豪華キャストで。圧巻の211分。 ▲
8月23日(水)〜29日(火)
1959年(S34)/山本プロダクション/白黒/145分 ※16mm
■原作:石川達三/脚本:八木保太郎/撮影:前田実/美術:久保一雄/音楽:林光 ■出演:香川京子、宇野重吉、宇津井健、南原伸二、三ツ矢歌子、伊藤雄之助
九州の炭鉱町の小学校。共稼ぎを理由に学校側から辞職を強要された香川京子が、様々な妨害を受けながらも、人間として、教師として成長していく。原作は「佐教組事件」を題材にした石川達三の同名小説。 ▲
1958年(S33)/歌舞伎座/カラー/94分
©1958 松竹株式会社
■原作:木下順二/脚本:高岩肇/撮影:前田実/美術:久保一雄/音楽:大木正夫 ■出演:中村勘三郎、香川京子、有馬稲子、伊藤雄之助、三島雅夫、多々良純
臆病者のくせに外では大威張りのお代官が、水車番の美人妻を狙って大騒ぎに──。木下順二の戯曲を映画化した、一種の風刺喜劇。「赤い陣羽織」が当時の権力の象徴として使われている。 ▲
8月27日(日)〜9月2日(土)
1976年(S51)/芸苑社/カラー/181分
■原作:山崎豊子/脚本:山田信夫/撮影:黒田清己/美術:間野重雄/音楽:佐藤勝 ■出演:仲代達矢、丹波哲郎、田宮二郎、北大路欣也、八千草薫、藤村志保
『白い巨塔』『華麗なる一族』に次いで、三度山崎豊子原作に挑戦。二次防の主力戦闘機選定をめぐって暗躍する商社と、癒着する政財界の黒い断面。撮影中「ロッキード事件」が表面化、大きな話題となった。 ▲
8月30日(水)〜9月5日(火)
1961年(S36)/松川事件劇映画製作委員会/白黒/162分 ※16mm
■脚本:新藤兼人、山形雄策/撮影:佐藤昌道/美術:久保一雄/音楽:林光 ■出演:小沢弘治、寺島幹夫、宇野重吉、宇津井健、永井智雄、沢村貞子、北林谷栄
米軍占領下におこった国鉄三大怪事件の一つ「松川事件」の映画化。大衆カンパで製作され、これが政治的でっちあげ事件であることを立証、主張。映画のもつ社会性をフルに発揮し、大きな役割を果たした。 ▲
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