上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
▶ザムザ阿佐谷
8月30日(水)〜9月5日(火)
1976年(S51)/全国農村映画協会、大映映画/カラー/147分
©KADOKAWA 1976
■脚本:山内久/撮影:小林節雄/美術:内藤昭/音楽:山内正 ■出演:平幹二朗、浅丘ルリ子、大竹しのぶ、香山美子、高岡健二、高橋悦史、ハナ肇、滝沢修
大飢饉が日本全土を覆った江戸天保年間。農業改革に立ちあがった大原幽学を主人公に、笹川繁蔵、平手造酒、飯岡助五郎など浪曲でおなじみ「天保水滸伝」をからめて描いた群像時代劇。 ▲
上映スケジュール
9月3日(日)〜9日(土)
1969年(S44)/大映京都/カラー/102分
©KADOKAWA 1969
■原作:三好十郎/脚本:高岩肇、稲垣俊/撮影:牧浦地志/美術:内藤昭/音楽:池野成 ■出演:仲代達矢、若尾文子、加藤剛、十朱幸代、山田吾一、中村翫右衛門
百姓あがりのやくざ・仲代達矢は、世直しを信じて天狗党に加わるが、略奪、殺人を繰り返す「大儀」に疑問を感じ始める──。三好十郎の戯曲『斬られの仙太』をもとに、階級闘争の厳しさを表現。 ▲
1968年(S43)/大映京都/カラー/89分
©KADOKAWA 1968
■脚本:依田義賢/撮影:牧浦地志/美術:西岡善信/音楽:池野成 ■出演:本郷功次郎、赤座美代子、小川真由美、西村晃、志村喬、大塚道子、佐々木孝丸
燈籠流しの宵、旗本三男坊の新三郎は遊女お露と知りあい契りを結ぶ。しかし、女はこの世の者ではなかった──。三遊亭圓朝の傑作怪談噺を社会悲劇に。赤座美代子が艶かしく凄みのある演技で注目された。 ▲
9月6日(水)〜12日(火)
1963年(S38)/大映東京/カラー/99分
©KADOKAWA 1963
■原作:杉浦明平/脚本:柳沢類寿、山形雄策、山本薩夫/撮影:小林節雄/美術:柴田篤二/音楽:池野成 ■出演:船越英二、八波むと志、川崎敬三、伊藤雄之助 東海地方の小さな町に突如もちあがった温泉開発計画。町長や町の有力者たちはこの機会に儲けようと土地の買い占めなどに奔走する──。政治腐敗を風刺的に描いた、エネルギッシュな群像劇。 ▲
1967年(S42)/勝プロダクション、大映京都/カラー/95分
©TOHO CO., LTD.
■原作:子母沢寛/脚本:中島丈博、松本孝二、猿若清方/撮影:宮川一夫/美術:西岡善信/音楽:池野成 ■出演:勝新太郎、三國連太郎、西村晃、浜田ゆう子
任侠の鑑と惚れこんだ博徒の親分が、圧政を敷き村人たちを苦しめる。「許せねえ!」市の仕込杖が鳴る。人気娯楽映画の枠組みに、農民の団結という社会的視点が加わり面白さも倍増。勝プロ第一回作品。 ▲
9月10日(日)〜16日(土)
1965年(S40)/大映東京、山本プロダクション/白黒/103分
©KADOKAWA 1965
■原作:開高健/脚本:井手雅人/撮影:上村竜一/美術:菊池誠/音楽:池野成 ■出演:奈良岡朋子、福田豊土、吉行和子、新田昌玄、永田靖、加藤嘉、清水将夫
「徳島ラジオ商殺し」を素材にした開高健『片隅の迷路』を迫真のタッチで映画化、冤罪疑惑を広く世に訴えた。犯人に仕立てられた妻・奈良岡朋子の演技が絶賛され、毎日映画コンクール女優助演賞を受賞。 ▲
1965年(S40)/山本プロダクション/白黒/95分
■原作:夏堀正元/脚本:舟橋和郎/撮影:前田実/美術:久保一雄/音楽:日暮雅信 ■出演:田宮二郎、中谷一郎、小川真由美、山本学、千田是也、東野英治郎
密入国の韓国人学生、収容所脱走。事件の背後に謀略を感じた記者・田宮二郎は社命を無視して調査に乗りだす──。ベトナム戦争、日韓問題など緊迫した政治状況を背景に、諜報活動の実態に切りこんでいく。 ▲
9月13日(水)〜16日(土)
1965年(S40)/東映東京/白黒/117分
©東映
■脚本:高岩肇、武田敦/撮影:仲沢半次郎/美術:森幹男/音楽:池野成 ■出演:三國連太郎、佐久間良子、伊藤雄之助、江原真二郎、緑魔子、北林谷栄、市原悦子
完璧な仕事ぶりで有名な土蔵破りが、ある夜不気味な集団を目撃。直後に列車転覆事故が勃発する──。「松川事件」をモチーフにした味わい深い社会派喜劇。三國連太郎が圧倒的な演技で笑わせ、泣かせてくれる。 ▲
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