上映スケジュール | ラピュタ阿佐ヶ谷
11月19日(日)、22日(水)〜25日(土)
1959年(S34)/東京映画/白黒/140分
©TOHO CO.,LTD.
■監督:豊田四郎/原作:志賀直哉/脚本:八住利雄/撮影:安本淳/美術:伊藤熹朔/音楽:芥川也寸志 ■出演:池部良、山本富士子、淡島千景、仲代達矢、千秋実、杉村春子、中村伸郎、仲谷昇
不幸な出生の秘密をもつ青年が、暗い運命を乗りこえ平和な家庭を築こうとした矢先、新たな苦悩に直面する──。映画化を嫌った志賀直哉が「池部良が演じるなら」と承諾。心境小説の金字塔といわれる名作の主人公を繊細に演じている。 ▲
上映スケジュール
『豊田四郎と文学のこゝろ』(2021年)
1963年(S38)/東映東京/白黒/58分
©東映
■監督:佐藤肇/脚本:長谷川公之/撮影:仲沢半次郎/美術:田辺達/音楽:菊池俊輔 ■出演:神田隆、堀雄二、花澤徳衛、南廣、山本麟一、須藤健、大木史朗、今井健二、井川比佐志、沢村貞子
迷宮入り事件の犯人だと名乗る男が現れた!「自白だけでは有罪とされない」──憲法第三十八条を守って困難なウラ付け捜査にあたる捜査陣の姿をシャープな映像感覚でとらえる。超ロング・ヒットシリーズ「警視庁物語」の第二十話。 ▲
『OIZUMI 東映現代劇の潮流II』(2016年)
11月22日(水)〜28日(火)
1961年(S36)/東宝/カラー/101分
■監督:本多猪四郎/特技監督:円谷英二/原作:中村真一郎、福永武彦、堀田善衛/脚本:関沢新一/撮影:小泉一/音楽:古関裕而 ■出演:フランキー堺、小泉博、香川京子、ザ・ピーナッツ
南海の孤島より掠奪された小美人を求めて、巨卵から大蛾へ驚異の変化を遂げ、全世界に猛威を振るうモスラ──。ザ・ピーナッツの愛らしいキャラクターがみごとにいかされたファンタジックな怪獣映画。主題歌も大ヒットを記録。 ▲
『昭和の銀幕に輝くヒロイン[第83弾]ザ・ピーナッツ』(2016-17年)
1966年(S41)/東京映画/カラー/92分
■監督・脚本:井上和男/原作:島田一男/脚本:高橋二三/撮影:村井博/美術:小島基司/音楽:渡辺岳夫 ■出演:永井智雄、園井啓介、滝田裕介、原保美、山田吾一、大森義夫、大空真弓、芦田伸介
日本中で爆発的な人気を博したTVドラマ「事件記者」の映画化、東京映画版第二弾。郊外の別荘地で発生した謎の集団ガス中毒死。他殺か、事故死か、無理心中か? 記者クラブの面々も現地に前線基地を置き、激しい取材合戦を繰り広げる。 ▲
『事件記者 BUN-YA SPIRITS』(2014年)
11月25日(土)〜12月1日(金)
1973年(S48)/日活/カラー/75分
©日活
■監督:田中登/脚本:宮下教雄/撮影:畠中照夫/美術:大村武/音楽:真田勉 ■出演:青山美代子、風間杜夫、絵沢萠子、続圭子、相川圭子、高橋明、槙村正、浜口竜哉、三川裕之、織田俊彦
花屋の少年が一途な想いを寄せた清楚系OLは高級コールガールという夜の顔をもっていた──。初期の田中登監督は自己の分身として風間杜夫を好んで起用。その翳りと屈折した表情が若い女性ファンに熱烈に支持された。 ▲
『愛と官能のプログラム・ピクチュア 日活ロマンポルノ名作選』(2008年)
11月26日(日)〜12月2日(土)
1963年(S38)/東宝/白黒/98分
■監督・脚本:岡本喜八/脚本:佐野健、関沢新一/撮影:逢沢譲/美術:植田寛/音楽:佐藤勝 ■出演:加山雄三、佐藤允、星由里子、水野久美、中谷一郎、中丸忠雄、田崎潤、滝恵一、江原達怡
三百挺の鉄砲運搬を頼まれたゴロツキ馬借隊が、行く手をはばむ山賊や忍者をかわしながら敵の荒野を突破する──。アクションとギャグもふんだんに『独立愚連隊』(1959年)の世界を戦国時代に移したかのようなダイナミック時代劇。 ▲
『鬼才・奇才・キ才 岡本喜八』(2018年)
1970年(S45)/東宝/カラー/92分
■監督:西村潔/脚本:長野洋、石松愛弘/撮影:原一民/美術:村木忍/音楽:佐藤允彦 ■出演:加山雄三、田宮二郎、加賀まりこ、高橋長英、ナンシー・サマース、草野大悟、神山繁、中村伸郎
亡命大統領を狙う敏腕スナイパー田宮二郎。暗殺阻止の密命を受けた警部・加山雄三。大統領の東京滞在は三日間。二人の男は七十二時間の闘いにすべてを賭ける──。二大スタアの初顔合わせによるハードボイルド・アクション。 ▲
『東宝ニューアクションの時代 〜和製ハードボイルド、男と女と車と銃と』(2019-20年)
11月29日(水)〜12月5日(火)
1963年(S38)/東京映画/カラー/94分
■監督:久松静児/原作:高瀬広居/脚本:井手俊郎/撮影:黒田徳三/美術:小野友滋/音楽:広瀬健次郎 ■出演:フランキー堺、池内淳子、松野泉、三木のり平、伴淳三郎、乙羽信子
団地住まいの放送作家フランキー堺は、やんちゃ盛りのお転婆娘に手を焼く毎日──。高瀬広居『パパの育児手帳』を原作に、子どもにふりまわされる若夫婦の姿を、周囲の人々の家庭事情も交えて描いたホームドラマ。 ▲
『映画の中の子供──ちいさな主人公たちの、おおきな、おおきな物語』(2020年)
1964年(S39)/東映東京/白黒/93分
■監督・脚本:渡辺祐介/脚本:下飯坂菊馬/撮影:西川庄衛/美術:進藤誠吾/音楽:伊部晴美 ■出演:小川真由美、緑魔子、高千穂ひづる、梅宮辰夫、三津田健、浦辺粂子、杉村春子、北村和夫
結婚資金を稼ぐため、ブルジョワ一家の住みこみ家政婦となった娘が、やがて泥沼の家庭劇に巻きこまれていく──。『二匹の牝犬』(1964年)でヒットを放った渡辺祐介監督が小川真由美、緑魔子コンビを再び起用。 ▲
『OIZUMI 東映現代劇の潮流』(2015年)
12月2日(土)〜8日(金)
1973年(S48)/東映東京/カラー/72分
■監督・脚本:山口和彦/脚本:金子武郎/撮影:飯村雅彦/美術:藤田博/音楽:三上寛 ■出演:山内えみこ、沢田情児、地井武男、葵三津子、小林千枝、森みつる、上田忠好、畠山麦、佐藤晟也
上京したての田舎娘がその日のうちに暴行されて処女喪失。それから数ヶ月、彼女は暴力バーのキャッチガールに──! 都会のネオンの海を軽やかに泳ぐヒロイン山内えみこのたくましい魅力。 三上寛の主題歌も最高です。 ▲
『THE ネオンくらげ』(2011年)
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